睡眠年齢:あなたの睡眠状態は何歳?

年齢は重ねていくもの。でも、睡眠状態まで同じように変わるとは限りません。

睡眠年齢は、最近の睡眠状態をひとつの年齢に置き換えて、今の睡眠がどのくらいの状態にあるのかをわかりやすく示します。

たとえば実年齢が32歳で、睡眠年齢が27歳なら、睡眠に関するいくつかの指標を見ると、最近の状態が27歳前後の人に近いということです。

一晩だけではなく、一定期間の睡眠を見ています。

何を見ている?

睡眠年齢は、次の4つの指標から算出します。

安静時心拍数

睡眠中で心拍数がいちばん低い時間帯の値。長期的な身体の状態を反映しやすく、運動、体重、飲酒、ストレスなどの影響も受けます。

睡眠時間

毎晩、実際に眠っていた時間。

睡眠の規則性

寝る時間がどれくらい安定しているか。

睡眠効率

ベッドにいる時間のうち、実際に眠っていた割合。

安静時心拍数は同じ年齢・性別の人たちと比較します。睡眠時間、規則性、効率は、集団全体の一般的な水準と比較します。この4つをまとめて睡眠年齢を算出します。

詳細では、それぞれの指標が睡眠年齢をどちらの方向に、どれくらい動かしているかも確認できます。

深い睡眠や心拍変動も大切な指標で、睡眠と回復から確認できます。ただ、現時点では年齢に安定して換算できるだけの十分な研究がないため、睡眠年齢の計算には直接使っていません。

どのくらいの期間を見る?

直近の有効な睡眠84日分、約12週間を使います。

新しい有効な睡眠が1日分加わると、いちばん古い1日分が外れます。そのため、一晩だけの変化で睡眠年齢が大きく動くことはありません。

最初の睡眠年齢は、有効な睡眠が7日分たまると表示されます。その後は週1回更新されます。84日分たまると、12週間のデータがそろい、より安定した状態になります。

睡眠データがない夜は補完せず、悪い睡眠として数えることもありません。

なぜ人によって基準が違う?

同じ数値でも、年齢によって意味は変わります。

たとえば安静時心拍数が62回/分でも、25歳の人と55歳の人では、同年代の中での位置が異なることがあります。

そのため安静時心拍数は、全員に同じ基準を使うのではなく、年齢と性別に応じた集団の分布を基準にしています。

デバイスを変えたら?

デバイスによって睡眠の記録方法は異なります。

そのため、Apple WatchとOuraのデータをそのまま混ぜて計算することはありません。新しいデバイスに変えた場合は、そのデバイスのデータから睡眠年齢をあらためて算出します。

睡眠年齢の変化が、デバイスの違いではなく、睡眠そのものを反映するためです。

睡眠年齢はどう見る?

1日の数字だけを気にする必要はありません。

大切なのは、時間とともにどう変わっていくかです。

36歳から33歳、そして31歳へと少しずつ変わっていくなら、ある1週間だけ良い数字が出るよりも、長期的な変化として意味があります。

睡眠年齢は固定されたラベルでもありません。

睡眠時間、睡眠の規則性、睡眠効率は日々の習慣によって変わります。安静時心拍数はより長期的な身体の状態を反映するため、変化が見えるまでに時間がかかることがあります。

年齢は重ねていく。でも、睡眠状態まで同じように進む必要はありません。