この先どうなる?

睡眠年齢は、今の睡眠が実年齢とどれくらい離れているかを示します。老化速度は、その差が時計の進み方としてどれくらいの速さかを示します。

この先どうなる?では、もう一歩先まで見ていきます。今日から今の睡眠を続けたら、睡眠年齢は最終的にどこまで変わるのでしょうか。

どう計算している?

未来を予測しているわけではありません。

同じ睡眠年齢の計算方法を使って、「これから毎晩このように眠ったらどうなるか」をシミュレーションしています。

睡眠年齢は、直近の有効な睡眠 84 夜をもとに計算します。新しい睡眠が入るたびに、古い睡眠がひとつずつ外れていきます。そのため、睡眠を変えても数字はすぐには変わりません。

新しい睡眠が少しずつ古い睡眠に置き換わることで、睡眠年齢も新しい水準へ近づいていきます。

2つのパターン

今の睡眠を続ける

何も変えません。

ここ最近の睡眠パターンをそのまま続けた場合、睡眠年齢がどこに落ち着くかを見ます。

つまり、今のまま眠り続けたらどうなるかです。

健康的な睡眠基準に近づける

変えるのは2つだけです。

  • いつもの就寝時間から ±25 分以内に眠る
  • 毎晩 7.5 時間眠る

それ以外は変えません。睡眠効率、安静時心拍数、週に何晩眠っているかも、今の状態のまま計算します。

完璧な睡眠に置き換えるのではなく、まず睡眠リズムを整えたらどうなるかを見るためのものです。

なぜすぐに変わらない?

睡眠年齢は、1晩ではなく一定期間の睡眠を見ているからです。

今夜初めて早く寝ても、明日の数字はほとんど変わりません。新しい睡眠が古い睡眠に少しずつ置き換わるにつれて、変化が表れてきます。

週に眠る日数が多いほど、新しい睡眠パターンへの置き換わりも早くなります。たとえば、

  • 週7晩なら:約12週間
  • 週5晩なら:約17週間

ここで示しているのは、新しい睡眠パターンが計算対象を埋めるまでのおおよその期間です。効果が出るまでの保証期間ではありません。

なぜ最後は止まる?

最初は、新しい睡眠が大きく違う古い睡眠を次々に置き換えるため、変化も大きくなります。

時間が経つにつれて古い睡眠が少なくなり、1晩ごとの変化も小さくなっていきます。

84 個の有効な睡眠夜がすべて新しいパターンに置き換わると、数字は新しい位置に落ち着きます。そこが、その睡眠を続けた場合の睡眠年齢です。

ほかに影響するもの

睡眠リズムだけで決まるわけではありません。

健康的な睡眠基準に近づけても睡眠年齢が実年齢より高い場合、残りの差には安静時心拍数や睡眠効率など、ほかの要因も関係しています。

自分の数値、比較の目安となる水準(安静時心拍数は同年代、睡眠効率は一般的な水準)、そしてそれらの要因もその水準になった場合に睡眠年齢がどこまで変わるかを見ることができます。

これは「こうするべき」という目標を示すものではありません。睡眠リズム以外の要因が、今の差にどれくらい関係しているかを見るためのものです。

どう見る?

終点を見る。 2本の線の最後の差が、睡眠を変える場合と今のままの場合の長期的な違いです。

最初の数週間を見る。 最初の変化の大きさから、どのくらいで変化が見え始めるかをつかめます。

毎日見る必要はありません。 睡眠年齢は長い期間の変化を見るものです。短期的な揺れは気にせず、週に1回くらいで十分です。